こんにちは。
六法法律事務所の弁護士道本幸伸です。
私の得意分野は、相続、遺言、遺産分割等の相続全般です。
新宿事務所にて、ご相談を承っております。
今回のコラムでは、遺言の効果とシュミレーションについてお話したいと思います。
遺言は、相続の戦略・対策としてとても重要です。
【遺言の効果】
遺言があると以下の効果が発生します。
- 1.相続分の指定ができるので、一部の相続人を有利に扱う事ができる
- 2.遺産分割方法の指定ができるので、分割協議をしなくて良い
- 3.相続人以外に財産をできる
- 4.ただちに登記ができるし、預金を下ろすことができる
- 5.相続人から廃除除することができる(排除理由は必要です)
- 6.節税効果を発揮できる
- 7.信託を設定したり、生命保険の受取人を変更することもできる節税効果を発揮できる
【遺言の目的】
目的別にシュミレーションしてみましょう。
1.一人の相続人に多く遺産を分けたい場合
↓
遺言書にて相続分の指定をする
2.あとあと相続人間でもめないよう、分配の方法を決めておきたい場合
↓
遺言書にて分割方法の指定する
3.相続人以外で世話をしてくれた人に遺産を分けてあげたい場合
↓
遺言書にて、包括遺贈・特定遺贈の意思を残す
上記の様な目的がある場合は、遺言書が必要になります。
希望通りの相続を行うためには、
・良好な人間関係を保つ
・相続人、被相続人間で相続・遺言の仕組み、シュミレーションをしっかり理解する
ことが大変重要です。
しかしながら、相続に関しましては、スムーズにいかないことも多々ございます。
お悩みの方は、ぜひお気軽にご相談下さい。
新宿オフィスにてお待ちしております。
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六法法律事務所は、弁護士の資格の他に、税理士や司法書士の資格も保有しています。
このため遺産整理業務などご依頼を受ける相続案件では、弁護士業務と並行して相続税申告、登記移転業務も行います。
信託銀行などの遺産整理業務は、税務申告は税理士に、登記手続きは司法書士に依頼するので、それぞれに費用がかかってしまい、合算すると大きな金額に登ります。