法律相談は六法法律事務所まで、お気軽にお問い合わせください。

適確なアドバイスと迅速な解決をモットーとしています。

六法法律事務所 遺産相続 > 新着情報一覧 > 【相続で大変なこと】

2017.5.18 【相続で大変なこと】

▶ 一覧に戻る

こんにちは。

 

六法法律事務所の弁護士道本幸伸です。

 

私の得意分野は、相続、遺言、遺産分割等の相続全般です。

 

新宿オフィスにて、ご相談を承っております。

 

 

【相続税改正】

 

平成25年度税制改正により、相続税法及び租税特別措置法の一部が改正されましたね。

 

平成27年1月1日以降に相続若しくは遺贈又は贈与により取得する財産にかかる相続税又は贈与税に、適用がなされます。

 

 

【相続税の基礎控除額の引き下げ】

 

平成26年12月以前は、基礎控除は、

 

<5000万円+1000万円×法定相続人の数>でした。

 

平成27年1月以降の基礎控除は、

 

<3000万円+600万円×法定相続人の数>に引き下げられました。

 

基礎控除額が、4割も引き下げられました。

 

 

【改正後の影響】

 

相続税では、改正される前までは、亡くなった方全体の4%ほどしか相続税が発生しない状況となっていました。

 

国としては、その割合を6%ほどに引き上げることを目標に改正を行ったといわれていますが、

都市部など土地の価格の高い地域ではもう少し高い割合になるかもしれません。

 

相続税については、一度相続税査定をされるといいと思います。

 

 

 

 

【まとめ】

 

相続対策=相続税対策

 

と思われている方が、たくさんいらっしゃいます。

 

調べてみたら、「我が家は相続税を払う必要はない。」

 

そのようなことから相続対策をおろそかにしてしまう方も多いようです。

 

しかしながら、近年、相続で揉める件数が増加しています。

 

これは、相続税とは関係なしに相続でもめるという結果の現れでしょう。

 

「誰が何をもらうか。」

 

相続税の対象にならないくらいの資産、それも分けずらい(不動産等)資産の分配で、

親族がもめるパターンは、一番多いのです。

 

自分の死後、親族が相続を境にもめてしまうのは、とても悲しいことです。

 

そのようなことが起こらないよう、相続税の対象ではない場合も、今一度、ご自身の相続について、

 

親族間でお話ししたり、ご自身でよく検討する機会を設けて下さい。

 

相続人が困らないよう、相続の対策は、ぜひ生前に計画をもってされることをお勧めいたします。

 

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

 

六法法律事務所は、弁護士業務と並行して相続税申告、登記移転業務も行いますので、迅速かつ安価で手続きを完結することができます。

 

ぜひお気軽にご相談下さい。

 

相続・遺言に関するご相談を、経験豊富な弁護士が徹底サポート!お気軽にご相談ください!