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2017.6.19 【空き家問題】空き家放置がもたらすリスクについて

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こんにちは。

六法法律事務所の弁護士道本幸伸です。

私の得意分野は、相続、遺言、遺産分割等の相続全般です。

新宿オフィスにて、ご相談を承っております。

 

 

前回のコラムに引き続き、【空き家】をテーマにお話ししたいと思います。

 

今回は、【空き家の放置がもたらすリスクについて】です。

 

空き家を放置しておくと、色々な面でリスクを抱えることになります。

 

そのため、できる限り早めの対策が必要です。

 

空き家がもたらすリスクとは

 

 

【1】住宅の老朽化が進む

 

空き家を長期間放置していると建物の老朽化を加速させます。

 

そして、地震や台風、積雪などによって倒壊する危険性も高まります。

 

万が一、空き家が倒壊し、そのことが原因で近隣や通行人に怪我を負わせてしまった場合、

所有者は損害賠償義務(土地工作物設置責任)を負う可能性があります。

 

 

【2】景観・衛生環境の悪化

 

空き家を放置していると、雑草が隣地まで繁茂したりして、隣人に迷惑をかける場合もあるでしょうし、また、ゴミが不法投棄されたりする可能性もあります。

 

空き家がゴミ屋敷に変貌してしまうおそれがあります。

 

さらに不審者が侵入してしまう場合もあるかもしれません。

 

周辺住民とのトラブルになる可能性も高くなります。

 

 

【3】犯罪の温床となる可能性

 

上記2の状況から、空き家に侵入した不審者が放火事件を起こすなど、犯罪の温床となる可能性もあります。犯罪が起こってしまった場合、空き家の管理責任について問われる可能性も高くなります。

 

 

空き家を放置していますと税金や維持費などのコストがかかるだけでなく、所有物件が原因で人に損害を与えてしまった場合には、損害賠償義務を負担することになります。

 
 

上記のように、空き家の維持管理に費用がかかるというリスクだけではなく、空き家の管理責任ということにも大きなリスクを負うことになりますので、ご注意ください。

 

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六法法律事務所は、弁護士の資格の他に、税理士や司法書士の資格も保有しています。

このため遺産整理業務などご依頼を受ける相続案件では、弁護士業務と並行して相続税申告、登記移転業務も行います。

通常、信託銀行などの遺産整理業務は、税務申告は税理士に、登記手続きは司法書士に依頼するので、それぞれに費用がかかってしまい、合算すると大きな金額に登ります。

弊事務所では、それをワンストップサービスで行えますので、費用の負担も抑える事が可能となります。
お悩みの方は、ぜひお気軽にご相談下さい。

新宿オフィスにてお待ちしております。

 

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