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2018.11.5 【遺産額が少ないほど相続争いは起こりやすいか???】

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こんにちは。
六法法律事務所の弁護士道本幸伸です。

私の得意分野は、相続、遺言、遺産分割等の相続全般です。
新宿オフィスにて、ご相談を承っております。
 
 

 

 

【遺産相続と相続額の関係とは】

 

遺産相続は誰にでも起こりうる問題であり、決して他人事などではありません。
例え相続する財産(遺産額)が数十万円しか無くとも、法定相続人同士で遺産分割協議を行い、速やかな分割が必要になります。

しかし、遺産相続は非常に揉めやすく、裁判でも多いトラブルの一つなのです。
遺産分割協議で決裂してしまったり、隠し財産が見つかったりなど、何らかのきっかけで訴訟へ持ち込まれるケースは珍しくありません。

こうした相続争いは、遺産額が少ない場合ほど起こりやすいと言われています。
2016年に発表された司法統計年報では、相続に関する裁判の3割ほどが1000万円以下の遺産額でした。
5000万円以下も含めると7割強に上っており、いかに遺産額が少ないほど裁判が起こりやすいか如実に現れています。
一般家庭にとっては、5000万円以下でも非常に大きな金額で、遺産分割協議がスムーズにいかないことが見て取れます。
 

【不動産の相続は要注意】

 

遺産相続において、最も気を付けたいのが不動産を所有しているケースでしょう。
マイホームをお持ちの家庭も多いと思いますが、不動産は単体で数百万~数千万円の価値がある反面、分割が非常に難しい財産なのです。
スムーズに分割するのであれば、不動産を売却して現金化することが一番ですが、そう簡単にもいかないのが実情です。

例えば、誰かが住んでいる場合は転居先を見つけないといけませんし、思い入れのある不動産なら手放すことに反対するケースも出てくるでしょう。
住宅ローンなどが完済していない不動産なら、誰がローンを支払うのかなど、更に揉めやすいパターンも考えられます。

遺産額が少ないケースほど揉めやすいですが、不動産はやっかいな財産とも言えるでしょう。
例えば、現金などの相続する財産が少ない場合でも、不動産を合わせると遺産額は大きな金額になってしまいます。
分割できる財産が限られる場合でも、円滑に遺産分割を進めるなら、不動産をどう処理するか考えることも重要です。
 

【相続で揉めたら弁護士に相談を】

 

相続で揉める家庭は決して珍しくありませんが、トラブルになったら一度弁護士へ相談してみましょう。
相続に詳しい弁護士であれば適切なアドバイスを貰えるほか、もし裁判になった際は弁護人として依頼できます。

遺産相続は他人事ではなく、誰にでも起こる問題です。
一般家庭ほど起こりやすいトラブルですので、日頃から家族で話し合っておくことも重要です。

 

相続に関して、お悩み等ございましたら、相続専門の六法法律事務所までお気軽にご連絡ください。

 

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六法法律事務所は、弁護士業務と並行して相続税申告、登記移転業務も行いますので、迅速かつ安価で手続きを完結することができます。

 

ぜひお気軽にご相談下さい。

 

 

 

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