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2019.3.11 【遺産分割で困った時には弁護士に相談を(前編)】

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こんにちは。
六法法律事務所の弁護士道本幸伸です。
私の得意分野は、相続、遺言、遺産分割等の相続全般です。
新宿オフィスにて、ご相談を承っております。
 
遺産相続は人生で頻繁に起きることではありません。
そのため、自分だけで考えていてもわからないことや、不安なことがたくさんあります。特に公的な手続きは間違えたら、後々に修正をするのも大変です。
相続税などは期限があり、期限を大幅に超えると、期限内に提出すれが使えたはずの特例が使えない、という不利益を被る場合もあります。
そこで遺産相続の中でも、もっとも大変といわれる「遺産分割」とは何かを今回はみていきます。
 
相続に強い新宿の弁護士
 

【遺産分割とは】

 
相続が始まると、様々な手続きや決定をしなければなりません。
その中でも、最も大変なものが遺産分割でしょう。
有効な遺言書があり、全ての相続人、そして財産が網羅されていれば、遺言書通りに相続手続きを進めることができます。
 
しかし遺言書に無い財産が出てきたり、被相続人の過去をさかのぼったら、知らなかった養子縁組がされていて相続人が増えていた、などの場合は、遺言書があっても、相続人全員で話し合いをしなければなりません。
このように遺産について、どれを、誰が、どのくらいの割合で相続するのか、について考えることを遺産分割といいます。
遺産分割についての話し合いは、遺産分割協議と呼ばれます。
 

【相続人だけで解決するのは難しい】

 
平成29年度の司法統計では、家庭裁判所の調停まで持ち込まれた遺産分割の件数は7520件でした。
かなりな件数で、遺産分割協議がうまくいっていないことがわかります。
遺産分割が難しい理由の筆頭は、金銭が絡んでくるためです。
法定相続分というものがありますが、それに従って分割をすると決めた場合でも、残された財産内容によっては、簡単に分割ができないケースも多くあります。
 
例えば、残された遺産のほとんどが、不動産だった場合です。
空き家になってしまうので、売却することに全員が賛成の場合には、売却後に相続人間で平等に分けることができるのでトラブルにはなりません。
けれども、家の売却に反対する相続人がいる場合には、簡単に分割することができません。
例え名義上だけでも分割をしたとしても、自分で勝手に売ることも、家を建てることもできない土地を相続して、税金だけを支払う、という条件を受け入れる相続人は少ないでしょう。
仲が良かったはずの相続人の間でも、金銭が絡んでくるとシビアになります。
一度話がこじれてしまうと、相続人の間だけで解決しようとすればするほど、感情的なもつれがひどくなり、相続トラブルに発展する可能性があります。
 

【弁護士を入れた話し合いが解決への早道】

 
こういう時には、第三者である専門家を交えるとうまくいくケースが多いのです。
この場合の専門家とは、弁護士です。
弁護士は被相続人の財産状況と、相続人を把握したうえで、法的に正しい解決案を出すことができます。
法的に正しい内容であれば、揉めていた相続人どうしでも納得ができ、それ以上の対立を避けることができます。
相続人どうしということは、親族であり、これからも長くお付き合いをしていくことが予想される間柄です。
無用な感情的なしこりを残して、二度と顔を見たくない、などという悲しい結末を迎えることは、亡くなった被相続人も望んでいないはずです。
そのために、遺産分割協議がうまくいかない、または納得がいく話し合いにならない、といった場合には、早めに弁護士に相談をしましょう。
次回は遺産分割の相談例を見ていきます。
 
相続に関して、お悩み等ございましたら、相続専門の六法法律事務所までお気軽にご連絡ください。
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六法法律事務所は、弁護士業務と並行して相続税申告、登記移転業務も行いますので、迅速かつ安価で手続きを完結することができます。
 
ぜひお気軽にご相談下さい。
 
 
 

 

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